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一言も嬉しいです。
03161:00
先のことはあたしも分かりませんがどこかでみんな救いがあって良い所に落ち着くと思います。本当か!
031612:00
本当なら銀誕でやるはずだったので、きっとお待たせしてたと思います。ちょこちょこ続きますけどまた読んでやってください。
高杉先生もそのうちフォローしたいなと思います。だけどスパコミの原稿に入る前にもう一話、晋ちゃん編頑張りたい。
じゃんぴ。
ついったーで叫んだけども。
妹さんがダイジョブダイジョウブとか言ってくれたけどもやっぱり心配。
だってエースだって! 白ヒゲだって!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
「だって大概俺の飯はお前が作るだろ?」
「あっそうだった」
高杉は他の二人よりまともな飯を作るらしいが所詮高校生なのでたかがしれていて、ご飯にする、風呂にするそれとも俺? と聞くのは自分だったと銀八は思う。
「おお、いい婿もらったな。流石晋助」
かちんと折れた刀を鞘にしまいながら高杉さんが相づちを打つ。
「で、どうすんだよ? 帰るとか言わねーよな」
そう聞く高杉に高杉さんはニヤリと笑って答えた。
「ここが俺の帰る家だ」
前から思ってたけどこの人素でかっこいいんですけど。傷だらけのせいかいつもより野性的に見えるせいか。う〜ん、オトコマエ?
「ばっちいけどこのまま寝る。それから風呂に飯かな」
「分かった」
高杉が返事をすると勝手知ったる自分の家とばかりに高杉さんは和室の押し入れを開けて予備の刀や(そんなところにそんなものが!)置いたままにしていた着替えを取り出すとついでに布団を敷きだし。
「おやすみ」
といって襖をしめて寝てしまった。
「夜まで起きねーな」
そういう高杉に、銀八はなら俺らは昼飯にしようと促す。
ちなみにこの和室は元は鬼兵堂さんの部屋で、高杉さんの寝室は仕事部屋にでもしろとかいわれて今は銀八の婿入り道具を置かせてもらっている。何せ一人暮らしが長かったもので机や本、こたつなどがいろいろあるのだ。
高杉の部屋は言わずと知れた新婚夫婦の寝室で。二人が帰って来た時は和室を使えばいいといってそうなっている。しかしまさか日本刀がおいてあったとは。
流石古美術商の鬼兵堂さんとスリルとサスペンスとバイオレンスの万事屋さんだ。
もちろん銃刀法の許可のあるもののはずだがしかし、傷だらけの上折って帰ってくるって許可どおりの使い方はしてないな。
そう思いながら銀八は軽めの昼飯を作り始めた。食べ終わったら買い物に行こうと思う。
金時はまれに奥ゆかしさを発揮するので…と自分では思っている…晋ちゃんに自分の誕生日を教えていなかった。まあ隠すほどのものではないので、成り行きに任せよう、だって祝ってくれるような晋ちゃんでもないし、よしんばそんな奇跡が起こったとしても金時はホストなのでそのあたりはバースディイベントで大変な騒ぎだったのだ。
そうでなくては、商売上がったりだし、みんなに祝われるのはうれしい限りだ。
だからといって思い人との記念に何か、と思わないでもなかったので、大抵、誕生日当日、とはいかないまでもその前後の休みにはよい酒を自分で用意して万事屋晋ちゃんに押しかけることにしていたのだった。
のだが。
「何処行ったの、晋ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁ~ん」
あろうことか、金時の愛しの晋ちゃんはここ二週間ばかり万事屋を留守にして所在不明なのであった。
バイトのまた子や武市の姿も見当たらないことから仕事なのだとは思うのだが。
「折角、折角、いつきても晋ちゃんねんねしてる襲っちゃうぞ☆ って感じだったのにぃぃぃぃぃぃ!!!」
ないわ。
ほんとない。
誕生日も判明したし、今年はおめっとさん、くらい言ってくれるかもとか思ってた金時は虚しさを切なさと寂しさを噛み締める羽目になった。
それなのに銀八は今頃、と思うにつけ発作的にむかついた金時は新婚家庭に邪魔しにいくことに決めた。決めたったら決めた。
一人で幸せにしてたまるかって~の!
大体ナニ?
奥様は十八歳とか、高校生妻とかうらやましすぎるんじゃぼけぇぇぇぇ!
という勢いのまま、高杉家のマンションに押しかけた金時はチャイムを連打する。
勿論、そんなはた迷惑なチャイムの鳴らし方をするのは招かれざる客である。最初のうちは、当然のように無視された。
(うん! 予想通り!)
普通に訪れても普通に追い返されるので想定の範囲内だ。
今回の訪問は寂しさもあったが嫌がらせがたぶんに含まれているので金時も挫けず連打し続ける。で結局根負けした銀八に無表情にいやみをいわれ、足蹴にされながらも敵の城の門扉は開けられたのだった。
そうして開けられたドアの先の先、高杉家のダイニングでは愛しの晋ちゃんが銀八夫婦と食卓を囲んでいたのだった。
ナニソレ。
と、思わないでもなかったのだが、涙ぐましいくらい一途な金時は理由を問うよりも先に、うれしすぎて頭がパーン、いつもより包帯五割り増し、そのうえ私服の晋ちゃんに抱きついた。
「ん、二週間ぶりの、晋ちゃんだぁぁぁぁぁぁ!!! ナニ? 何々これ? 晋ちゃんセンサー発動しちった? さすが、俺!」
「「「うぜぇ」」」
晋ちゃん含め銀八高杉君に同時に言われたけれど別に堪えはしなかった。これはもう運命! 晋ちゃんと金時は赤い糸で結ばれているのですよ、的な。
「んなわけねーだろ」
赤い糸とかキメェ。
「あれ? 何で分かったの?」
「駄々漏れだばか」
晋ちゃんにはそう罵られ(ぞくぞくしちゃう以下略)、
「お前ら兄弟って似てんな」
と、銀八の高校生妻にしみじみと嫌がられた。そんなん俺たちだって嫌だよと思ったが認めざるを得なかった。確かに思ったことがだだもれるなんてのは昔から一緒なのだった。
「不本意ながら」
まあ好みのタイプとかも一緒だし。
しかし金時にいわせてもらえるならば銀八よりも銀時よりも金時の方がおのれのタイプを自覚する方が断然早かったといいたい!
本当だ。決して表立っては言えはしないけれど。
その頃鬼兵堂主人、もう一人の高杉晋助は日本に戻っていた。アメリカの愛好家によって蒐集されていた日本刀を大量に国内に逆輸入するためだった。
日本刀が海外へ流出していくことについて思うことは別にない。国内にあっても一部の居合道の達人にしか使われることのないものだ。それにある一時期日本刀は重要な輸出品でもあった。
ただ、国内の刀鍛冶によって生み出される刀は年々減少している。それは困ったことだった。
高杉たちには武器が必要だった。できれば使い慣れたものがいい。つまり刀が。
(また折ったらしいしな)
使い慣れたものだから、普通のものを相手にしている限り折れることなど早々ない。ただでさえ日本刀は折れず曲がらずよく斬れることを目標として作られるのだ。
それだけ相手が手強かったのだろう。
だが手強い相手が多すぎる。だから高杉は世界中を駆け巡って、いつでも店に刀を揃えておく必要があった。
刀の売買をしているのはそういう理由だ。
まあそういうわけで一仕事終えた高杉は、在庫も充分になったし二ヶ月ぶりに日本に帰るか、という気になった。いつまでも店を人任せにしてはおけないし。
そうして久しぶりに戻った社長はだらだらと店頭にある刀をチェックし、適当に業務報告を受け、昼寝をし、国内での登録証の手配は武市に任せて、となんだかんだやっているうちに夜になったので帰ることにした。
もちろん晋助のいる家に。
新婚?
だからなんだ、である。
そうして鬼兵堂を出た高杉がぺたぺたそぞろ歩きながら、さてどの電車に乗るのだったかと思い出そうとしていた時だった。
「ちーっちっち、ほらほら晋ちゃん。今日の焼きささみはなんと! ホタテ味なんです。つんつんしてないでベストショットお願いします!」
猫じゃらしと、猫の餌、そして携帯を器用に持ちながら銀時が猫を誘き寄せているところだった。
「…」
ちなみに銀時の事務所は鬼兵堂の三件となりにあるのだった。
一方、新婚夫婦のマンションでは激震が走り続けている。主に銀八と金時の間で。
食後のデザートを何を作るかでもめていた二人が目を離した隙にPS3でもするかという流れになったのはいい。
なんでくっついてるの!
どうやら銀八の高校生妻晋助君がデモンズソウルをするのに晋ちゃんが見学するという構図のようだった。だがしかし何故!
どうして晋助君の背中にくっついて肩にあごをのせてるの! その上両手は晋助君の腹の辺りで組んでるし、それってそれって家族でやる体勢じゃなくね?
隣で銀八も、なんで高杉、大人しくだっこされてんのおおおおおと悶えていた。
嫉妬?
いや違う!
二人があまりにも可愛くて悶絶してんだよ! なんかネコ科の動物がよりそってだらっとしている感じ? もうもうもう!
「「ああああああああああああああ」」
「んだよ、うっせーな。何だよさっきから」
腰砕けで奇声を上げるしかない銀八と金時を一瞬睨みつけた晋助君はすぐにまた画面に視線を戻した。
「おい、崖から落ちるぞ」
「おお」
なんというか晋ちゃんがまたいつもの万事屋仕様のなんちゃって和装じゃなくて、シャツにデニムという若々しい格好なものだからして余計に可愛い。なんだろう、ここは夢の国か? というくらい可愛い。
パラディソはここにあったのか!
「ものもらい、まだなおんねーの」
「直ったと思ったまたすぐできんだよ」
「ほんとは眼帯いらねーんだろ? 視力落ちるぞ」
「心配しなくてもまだ見えてる」
「別に心配してるわけじゃねーけどな。松陽先生元気?」
「お前ら定期的にそれ聞くよな」
「結構重要なんだぜ」
そんなことを言いながらカワイコちゃんたちがいちゃいちゃしているわけだ。ハゲ萌える。
なんなの?
それがコミュニケーションの取り方なの?
晋ちゃん俺にもそれやってぇぇぇぇ!
「だからキモいんだよ、てめーら」
って蔑みの目で見られたけどものの数にははいりませんでした。
スパコミのスペースには梅花凋落の残部10冊くらい持って行きたいのでその頃にはスペースナンバーをかきにあがってきます。あ〜でもそのころは紅桜にやられているころかな?
映画楽しみです!
日々の叫びはついったーでぶつぶつしてます。
日記はただでさえ携帯からは見づらい仕様なのでついったーでもいいか、なんて感じなのですが、携帯でもツイッターはみにくいことになってた。モバツイリンクはったほうがいい?
ブログの携帯サイトはちょっとあたし的には不満があるけど、これ以上いじってどうにかなるかといったらならないような気もします。携帯からご覧の方にはご不自由をおかけしますが、結局の所、あたしがみてほしいところは小説だけなので充分なのかもしれません。
んでは、無事にワンピの新刊が出ますように。